金融広報中央委員会が発表した令和2年実施の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」では、老後1ヶ月あたりの最低限の生活費の平均が29万円*1とされています。
定年退職後、一般的な収入のベースは公的年金となります。公的年金だけでは老後の生活資金が不足する場合、不足分に対する準備に、個人年金保険を活用することも考えられます。
長生きすればその分の生活費が必要です。上乗せ資金として、個人年金保険の年金額はどの程度を想定しておくといいのでしょう。老後に必要な生活費をベースに、公的年金の受取額と平均寿命を考慮して決めることが重要です。
老後生活の期間は、厚生労働省が発表している「簡易生命表」を使って、予測することができます。
例えば夫婦そろって65歳の場合、厚生労働省が発表している「令和2年簡易生命表の概況」*2によれば、65歳男性の平均余命は20.05年、女性は24.91年と老後の生活は長く続きます。また、この統計を基に考えると約5年は妻1人で生活する期間があります。夫婦で過ごす期間とともに、夫婦のうちどちらか1人で生活する期間があることも考慮しておきましょう。
自分、または夫婦の老後の期間と必要な生活費を算出したら、公的年金や退職金などの収入合計から差し引きます。どのくらいの上乗せ資金が必要か、目安が見えてくるでしょう。
個人年金保険で上乗せ分を確保するには、払い込む保険料の額や、支払期間、受取期間などを算出する必要があります。各生命保険会社ではシミュレーションが用意されていることもあるので活用してみてください。
※記載内容については、2022年9月現在の内容であり、今後変更となる場合があります。
※このコラムの内容は各商品・制度の情報提供を目的としたものです。一般的な説明であり、特定の商品を説明・推奨・勧誘するものではありません。取扱会社などによって、お取り扱いが異なる場合がありますので、各資料などをご確認いただき、ご意向に沿ったものをご検討ください。
マニュライフ生命の金融・保険アドバイザーであるプランライト・アドバイザーが
無料で最適な保険選びのお手伝いをいたします。お気軽にご相談ください。
資料請求や最寄りの店舗のご紹介はお電話でも承っております。
※受付時間:月~金曜日 9時~17時(祝日・12月31日~1月3日を除く)
MLJ(CMD)22090709
資産形成の知識
NISAとiDeCo、どっちがいいの?違いを知って目的に応じた使い分けを
もっと読む
保険で資産運用?保険商品それぞれのメリットとデメリットを徹底解説!
もっと読む
つみたてNISA(積立NISA)のメリットとデメリットとは?知っておくべき注意点も
もっと読む
個人年金保険とiDeCoの違いを徹底比較。あなたにあった老後の資産形成方法は?
もっと読む
iDeCoおすすめする人、おすすめしない人の特徴 自分にあった資産形成
もっと読む
iDeCo(イデコ)とは?メリットとデメリットを理解して上手に活用しよう
もっと読む
これで迷わない!生命保険の選び方~種類・目的・年代別ポイントを徹底解説~
もっと読む
一時払保険
一時払い終身保険とはどんな保険?メリット・デメリットをわかりやすく解説
もっと読む
収入保障保険
収入保障保険とは?メリット・デメリット、就業不能保険や所得補償保険との違いも解説
医療保険
医療保険とは?公的医療保険と民間の医療保険との違いや、種類、必要性をわかりやすく解説します。
もっと読む
ガン保険
がん保険は必要?不要?~がんの現状やがん保険の保障内容をおさえて、年代別の選び方も解説します!~
もっと読む