ウェルビーイングとは「個人が身体的、精神的、社会的に満たされた状態」を表す概念です。
2024年1月、マニュライフはアジア8ヵ国・地域の方々、日本でも1,000人の方々にアンケートを実施しました。この「Asia Care Survey 2024」では、人々が現在および将来の身体的、精神的、および経済的な「ウェルビーイング」をどう捉えているか、そしてマニュライフがどのようにサポートができるかを調査しました。
マイフューチャー・レディネス・インデックス(将来準備指数)から、多くの日本の回答者は、身体的、精神的、および経済的なウェルビーイングについて、望む将来のレベルまで達成できないのではないかと予想していることがわかりました。
日本の回答者は10年後の経済的ウェルビーイングについて最も準備されていないと感じており、「望む将来」と「予想する将来」との開きは23ポイントにのぼりました。また、日本の回答者にとって、身体的ウェルビーイングが最も重要で、精神的ウェルビーイングは最も重要ではない、と考えていることがわかりました。実際には、精神的ウェルビーイングは将来の身体的な不調にもつながる可能性もあるため、将来の総合的なウェルビーイングにとって重要な指標です。
日本の人々がどのような問題を抱え、チャレンジしているのか、もっと掘り下げて見ていきましょう。
あなたの将来準備指数は? 計算してみる
心身の健康を良好に保つことは、経済的ウェルビーイングにも良い影響を与えます。例えば、慢性疾患を予防したり、高額の医療や投薬も減少するでしょう。つまりこれはヘルスケア支出の低下につながり、経済的ウェルビーイングの目標への後押しになります。
10年後の将来のウェルビーイングを評価するにあたり、身体的および精神的ウェルビーイングの双方で、年齢と共に楽観的ではなくなります。このことは人々が年齢を重ねるにつれ、生活の質に自信を失っていくことを反映しています。
年齢(歳) |
身体的ウェルビーイング |
精神的ウェルビーイング |
25~29 |
60 |
60 |
30~39 |
57 |
56 |
40~49 |
53 |
55 |
50~60 |
51 |
55 |
全年齢 |
54 |
56 |
50~60歳の回答者は他の年齢層(25~49歳)よりも、ガンや脳卒中、心臓病を心配していることがわかりました。*1 また、50~60歳の回答者は認知障害も他の年齢層より心配している傾向があります。*2 今、これらの年齢層の健康へのニーズや不安に対処し、サポートすることが、それらの世代の将来の身体的および精神的ウェルビーイングのために極めて重要です。
調査名:Asia care survey 2024/調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年1月~2月/対象地域:アジア(日本、香港、中国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)/回答人数:25~60歳の男女 アジア8,400人、うち日本1,000人
*「こだわり個人年金(外貨建)」のリスクと諸費用については、こちらをご確認ください。
MLJ(CMD)24060460